MTN Irancell社のまとめ 2019/1更新版

【制限条件】

1. イランのSIMを、
2. 「Hamta」システム未登録の端末で使用すると、
3. 30日目以降に、端末が使えなくなる。

【つまり】

1. 日本のSIMをローミングで使う場合には、問題にならない。
2. 日本で購入したSIMフリー携帯に、30日限定の旅行者向けSIMを使う場合にも、問題にならない。
3. 7日間の滞在を２回予定している場合、日本で購入したSIMフリー携帯に、イランの通常SIMを入れて使用すると、1回目の滞在では問題にならないが、１ヶ月後に２回目の滞在を開始すると、初日から使えない（はず）。

【確認方法】

1. *7777# に発信し、画面に表示されるペルシャ語に従って操作すると、「Hamta」システムへの登録状況が確認できる。

【制限回避方法】

1. 「Activation」コード付或いは「Hamta」システムへの登録を条件として、イランで新規にスマホを購入する。Activationコードは6桁のコードで、IMEIに紐付けされているらしい。
2. 日本等で購入したSIMフリースマホを持ち込んで使用する方法もあるが、2018年夏の経験に基づき、お薦めしない。イマームホメイニエアポートの到着ロビーにあるコピーセンター・ネットカフェ・荷物預かり兼業店にて、スマホを見せ、「関税」を払えば、Activationコードが取得できることになっている。実際に試してみたら色々とトラブルがあり、２台は最終的に成功したが、他の２台は最終的に諦めた。

よくわかりません。

2019/1にIrancellに電話で確認したり、他のユーザーの助言をもらった限りでは、『イランの法規に基づき、携帯ネットワーク会社は、90日間アクセスが無かった番号を解約しなければならない。毎月1万リアルチャージすれば、期限は切れないだろう。』とのことでした。後述の通り、イランのSIMがオンラインでない状態でもチャージできます。

公式資料では『発着信、SMSの送受信、残高チャージ、データ利用の一切がない状態が90日間継続した場合に使えなくなる』とされている。私個人は１年以上放置していてもそのまま使用できているが、１度だけ、Irancellのサービスセンターでの手続きが必要になったことがある。そういった時には、本人名義であることが好ましい。また、１回も残高をチャージしなかったSIMは最後にSMSを受信してから３週間後に使用できなくなっていた。

2013/3/2時点では、*160*1#にダイヤルすると、120,000rialの残高が引き落とされる代わりに、１年間、90日条件が適用されずに済むという「Keep My Number」制度があった。*160*2#に発信すると、残り期間が表示された。2017/7時点では、廃止された模様。

手続き言語の英語化

【リチャージカードを買い、圏内でチャージする方法：ネット無し・ガラケーでも可能】

1. Recharge Card（或いはレシート）を購入する。ほぼ全てのよろず屋、小型スーパー等で購入できる。店の外に、Irancell MTNのロゴを掲示している店が多い。額面金額に加えて、手数料として5%程度の金額を取る店が多い。
2. *141*に続けてRecharge Card上の16桁の番号を入力し、最後に#を加えた番号に発信する。
3. 残高に対して、額面金額より少し少ない金額が追加される。消費税額が差し引かれるらしい。

【リチャージカードを買い、ネットでチャージする方法：ログインパスワードとスクラッチした16桁の番号があれば、日本でも可能】

1. 詳細省略

【イランのデビッドカードを使う方法】

1. *780*2*1#に発信
2. チャージ先の携帯電話番号を入力
3. デビッドカード16桁を入力
4. デビッドカードのPIN2を入力

158ヶ国で使用可能
申込は、*111*1# や、MyIrancellというスマホアプリから。
アラブ首長国連邦（ドバイ等）、カタール、トルコ、中国、韓国では使用できるが、日本では使用できない。