公共交通で行く万里の長城（八達嶺）

2011年９月４日現在の情報です。

(a)北京北駅始発の近郊鉄道、と、(b)市バス、がありました。

近郊鉄道は、2008年に開業したS2線です。市バスは、徳勝門発の919系統です。

『和諧号』とあって転落した新幹線を思い起こしますが、こちらは、先頭車と最後尾車の中身がディーゼル機関車で、速度は遅いです。
八達嶺まで一等23元だったのが、2011年に、片道６元、全席自由席（一等車も二等車も同じ）、『市政交通一卡通』（北京のイコカ）でも乗車可能、という形で仕切りなおされたそうです。
単線区間で、離合のための長時間停車があります。
南口駅の手前から、急カーブ、急登が連続し、峠の手前ではスイッチバックまであります。隣の高速道路をうらやましく見ていたら、高速道路が大渋滞していました。
以下の時刻表は2011年９月４日（日）に、北京北駅に掲示されていたものです。平日、冬季などはかなり減便されているかもしれません。
（2013/3/8補足。火车网 http://www.huoche.com.cn/ で確認できます。2013/3/8時点では1日12本。八達嶺行きの直リンクは以下の通り http://www.huoche.com.cn/shike/%E5%8C%97%E4%BA%AC%E5%8C%97-%E5%85%AB%E8%BE%BE%E5%B2%AD/ ）
スイッチバックして、トンネルを抜けたら、八達嶺駅です。長城の入り口までは、約1kmあります。

急行バス（快車）は、切符乗車なら12元、『市政交通一卡通』だと4.8元（均一区間ではないので、周囲の人を見ながら下車時にも必ずタッチすること）。往復するだけで、14.4元の得。。。
バス乗り場は、徳勝門足元、北側でした。
地下鉄２号線の積水潭からだと、400～500m程度、歩きます。A出口（北西出口）を出て、二環路の北側の歩道を東へ向かって歩きます。延々、バスターミナルが続きます。
途中に、長城のツアー販売窓口があります。かなり強引な勧誘をしていそうな気配がありました。
途中に、919系統の乗り場案内地図が掲示されています。919系統は、各駅停車、各種行楽地への直行便、等、全部で13種類あるみたいです。
行楽日和には、徳勝門から八達嶺長城までノンストップ便があります。
877系統も、徳勝門から八達嶺長城までノンストップのようです。（徳勝門足元北側のバス停の記述には、営業時間、夏季6:00～12:30、冬季6:30～12:30とあります）
こちらも、『市政交通一卡通』が使えます。乗車時と下車時にタッチしてください。
行楽日は渋滞します（14:40八達嶺発の919ノンストップ便の場合、徳勝門到着は16:15でした）。
『919支』は『880』系統に番号が変わったみたいです。